首都圏の中古マンション平均価格は4,451万円
アットホーム株式会社は5月28日、2025年4月における首都圏の「中古マンション」価格動向を発表した。この調査は、不動産情報サイト「アットホーム」に掲載された中古マンションを対象に実施された。「価格」は、1戸あたりの平均登録価格(売り希望価格)を指す。
対象エリアは、東京都(23区、都下)、神奈川県(横浜市・川崎市、他)、埼玉県(さいたま市、他)、千葉県(西部、他)。
発表によると、4月の首都圏における中古マンションの平均価格は4,451万円となり、前月比・前年同月比ともに9か月連続で上昇した。

東京23区は過去最高の上昇率を記録
地域別の動向では、さいたま市が16か月連続、千葉県他が5か月連続で前年同月を下回ったものの、埼玉県他は2023年8月以来20か月ぶりに前年同月を上回った。なお、東京23区、横浜市・川崎市の2エリアは2017年1月以降最高額を更新した。
中でも東京23区の平均価格は、前年同月比で28.3%の上昇を記録し、調査開始以来最大の伸び幅となった。この結果、平均価格の過去最高額更新は9か月連続となっている。また、価格指数における前年差は40.2ポイントに達した。
(画像はプレスリリースより)
※アットホーム調べ
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