近鉄不動産株式会社と株式会社大京が、初の戸建共同事業である「エルグレード三鷹　ザ・ファースト」プロジェクトを進め、10月19日からモデルハウスを一般公開すると発表した。

「エルグレード三鷹　ザ・ファースト」は、三鷹市では初めてとなる「環境緑地整備地区」である「大沢三丁目環境緑地整備地区」内に位置しており、住宅街の整備に取り組む民間事業者を支援する「三鷹市エコタウン開発奨励制度」の第1号として認定された。また太陽熱利用ガス温水システム「SOLAMO（ソラモ）」と電気自動車用充電コンセントを搭載している。

三鷹市エコタウン開発症例制度とは、自然と人との調和を図りながら進める一定規模の分譲住宅などを開発する際に「創・蓄・省エネルギー」を導入する開発事業者に対して三鷹市が奨励金を交付する制度だ。また導入する設備によって「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」などランク別で認定を行う。

（画像はプレスリリース）

「エルグレード三鷹　ザ・ファースト」は住人だけでなく、通行人の美意識にも響くランドスケープデザインを実現するために、隣接する公園や街区内の道路と一体開発を行い、エコタウンにふさわしい緑豊かで統一性がある街並みを創る。

工夫した点としては、隣接する「大沢むつみ児童公園」の敷地を拡張、住宅地内に開発道路を建設、住宅地内に転回スペースを創出、隣り合っている駐車場はフェンスなしの設計、耐震性や耐風性のこだわりなどがある。

株式会社大京／近鉄不動産株式会社プレスリリース
http://www.daikyo.co.jp/dev/files/20131017_2.pdf