スタイルアクトは1月8日、土地売却のウェブサービス「スタイルランド」の提供を本格的に開始した。

「スタイルランド」は不動産の相続税対策から生まれた、売却システム。ビッグデータを活用した土地の無料査定を行い、広告を立てずに買い手候補者に直接打診する。

必要事項をウェブサイト上に入力すると、無料査定サービスが受けられるほか、個別の売却相談を受け付けている。

売却は入札方式を採用し、相場より高値での取り引きを目指す。相場の平均より、約2割高での売却実績を誇る。

相続税の納税期間に間に合うよう、申し込みから約3～4か月以内に売却を完了させるのも特徴だ。取り引きプロセスが明確なので、売却時のトラブルも少ない。

少子高齢化で人口減少が進むなか、空き家問題がクローズアップされている。

昨年2月に空き家対策特別措置法が施行され、「特定空き家」に指定されると固定資産税が今までの6倍に増額するケースもある。その一方で、決められた条件を満たした家屋や土地を、今年4月1日から2019年12月31日までに売却した場合、3,000万円の特別控除が受けられる時限措置が設定された。

このような状況を受け、スタイルアクトは2016年を「空き家・空き地売却元年」と位置付け、遊休不動産の売却事業に注力する。

約400社におよぶ不動産会社とのネットワークを生かし、購入意欲の高い買い手を探し、入札などの方法で高値での売却を追求するとしており、

と述べている。

（画像は、スタイルランドのホームページより）

スタイルアクト株式会社のニュースリリース
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