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住友商事、総合型私募リートの運営スタート

2014/7/24 16:00

住友商事が私募リートに参入!
住友商事は7月23日、私募リート市場に参入すると発表した。運用開始に向けて、8月に「SCリアルティプライベート投資法人」((以下「SCRP」)を設立し、来年初頭をめどに、300億円規模から運用を開始する。

運用後はメインスポンサーである住友商事や、住友商事グループが長年にわたり培ってきた物件供給力や不動産運営ノウハウを活用し、安定的な成長を目指す。

投資対象はオフィスビル、商業施設、物流施設、住宅系施設、ホテルなど。リスク分散しながら効率的な利益確保が期待できる総合型私募リートとして、3年後には1,000億円、5年後には2,000億円を目標に運用を行う。

(画像は、住友商事のホームページより)

投資家ニーズが高まり、拡大を続ける私募リート市場
私募リートとは、「非上場オープンエンド型不動産投資法人」のことで、投資法人を通じて保有する不動産などの運用を行うファンドの一つである。国内では、2010年に創設された。

J-REITと違って非上場であるため、保有不動産の評価がダイレクトに投資評価に反映される。また、有利子負債残高がJ-REITより比較的低いため、長期的かつ持続的な運用が期待できるとして、投資家ニーズが高まっている。

外部リンク

住友商事株式会社のニュースリリース
http://www.sumitomocorp.co.jp/news/detail

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