株式会社大京は、「ライオンズマンション」をスマートマンションにして、まずは首都圏と関西エリアの新築マンションで、電力一括購入システム導入物件から標準的に採用すると発表した。

この新たな取り組みにおいては、電力一括購入システムや、マンション内に新たにMEMSを導入することによって、マンション全体の電気使用量や、各戸の電気使用量の見える化を行うスマートメータを標準装備する。電気使用量への関心を高めることによって、かつ電力逼迫時の抑制を図り、約15%程度の電力の節約を目指す。

今後はスマートマンション化を行なっていき「ライオンズ王子ステーションライズ」を第一弾として順次導入していく予定となっている。

内容としては、マンション全体を高圧電力での一括受電とすることによって、個別に電力会社と契約するよりも安い金額で電気を利用することができるようになる。

通信機能がついているスマートメータを利用することによって、共用部やマンション全体の電力使用量を「見える化」し、入居者全員で節電意識を高めることができる。また30分ごとの電力使用量をリアルタイムに確認することができるため、節電意識を高めることができる。

またマンション全体の電力を集中管理することによって、冬季や夏季の需給逼迫時や電力の使用が集中する時間に節電要請を行うことができるようになる。節電に貢献した場合には、電気料金を割引くサービスを行うことができる。

ライオンズ王子ステーションライズ
http://lions-mansion.jp/MN111085/top.html

大京　ニュースリリース
http://www.daikyo.co.jp/dev/files/20130611.pdf