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60歳未満の半数以上が退職金や年金の額を把握せず-日本生命保険調査

2020/9/18 18:00

64%が定年後も「仕事を続けたい」その理由は?
日本生命保険は9月16日、「セカンドライフに関するアンケート調査」の結果を発表した。

調査結果から、60歳未満の半数以上が自分の退職金や年金の金額を把握していないことがわかった。

「定年まで勤めた場合の退職金や年金の額を把握しているか」と尋ねたところ、62.1%が「把握していない」と回答している。

年代別では20代以下が83.4%、30~39歳は76.2%、40~49歳は69.4%、50~59歳は51.0%となっており、若い年代ほど把握していない割合が高くなっている。

また、全体の64%が定年後も「仕事を続けたい」と回答した。年齢が高くなるほど「現在の仕事を続けたい」と回答した割合が高く、若い年代ほど「働かず違うことをしたい」と回答した割合が高かった。

定年後も働く理由として最も多かったのが、「収入を得るため」の88.0%。9割近くがセカンドライフの資金に不安を感じていることがうかがえる。

ゆとりあるセカンドライフに必要な生活費はいくら?
ゆとりあるセカンドライフに必要な資金は、どのくらい必要と感じているのだろうか。

「ゆとりあるセカンドライフに必要な生活費(1か月あたり)はいくらと思うか」と尋ねたところ、単身者は平均で約24.6万円となり、現在の生活費よりも8.4万円の増額となった。

夫婦世帯では約28.8万円となり、現在の
生活費と比較して4.8万円の増額となっている。

ニッセイ基礎研究所は、“現在”の生活費よりも“セカンドライフ”の生活費の方が多くなっていることについて
現在の生活には経済的なゆとりが乏しく、趣味や娯楽への支出を増やすなどセカンド
ライフに期待したいという意識の表れとなっているのではないでしょうか
(プレスリリースより)

と分析している。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

日本生命保険相互会社のプレスリリース
https://www.nissay.co.jp/news/2020/pdf/20200916.pdf

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