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国交省、「建築物着工統計調査報告(平成27年3月分)」公表

2015/5/2 07:00

新設住宅着工は前年比0.7%増で13か月ぶりの増加
国土交通省は4月30日、「建築物着工統計調査報告(平成27年3月分)」を公表した。

3月の新設住宅着工は、69,887戸(前年同月比0.7%増)で、13か月ぶりの増加となった。新設住宅着工床面積は579.1万平米(同2.1%減)で、14か月連続の減少。季節調整済年率換算値では、92.0万戸(前月比1.7%増)で2か月連続の増加となった。

マンション着工戸数は前年同月比8.6%減
利用関係別戸数では、持家は21,352戸(前年同月比1.4%減)で、14か月連続の減少。民間資金による持家は19,140戸(同1.7%減)で、13か月連続の減少。公的資金による持家は2,212戸(同1.6%増)で、23か月ぶりの増加。

貸家は、30,243戸(前年同月比4.6%増)で、9か月ぶりの増加。民間資金による貸家は26,877戸(同5.2%増)で、9か月ぶりの増加。公的資金による貸家は3,366戸(同0.1%減)で、7か月連続の減少。

分譲住宅は、17,560戸(前年同月比4.9%減)で、先月の増加から再びの減少。内、マンションは7,575戸(同8.6%減)で、先月の増加から再びの減少。一戸建住宅は9,887戸(同1.6%減)で、11か月連続の減少。

住宅着工の動向については、昨年4月の消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動もあり、前年同月比で減少が続いていたが、13か月ぶりに増加。持家の着工については、展示場への来場者数をみると、回復の兆しがみられる。住宅着工については、今般の経済対策等を踏まえ、今後の動向をしっかりと注視していく必要があるとしている。

(画像は同報告「住宅着工統計」資料より)

外部リンク

国土交通省 「建築物着工統計調査報告(平成27年3月分)」
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000529.html

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