不動産投資ニュース

アパート(不動産)経営

国内の住宅リフォームについて調査を実施、矢野経済研究所

2013/12/5 15:00

リフォーム市場について調査
矢野経済研究所は、国内の住宅リフォーム市場の市場トレンド調査を実施した。なお調査においての住宅リフォーム市場とは、「10m2超の増改築工事」「10m2以下の増改築工事」「設備修繕・維持関連」「家具・インテリア等」の4分野をさす。




調査期間:2013年7月~9月(2013年 第3四半期)調査方法:当社専門研究員による市場規模算出、及び文献調査

2013年第3四半期の住宅リフォーム市場規模は前年の同時期と比較すると10.6%増加した。2013年第3四半期(7~9月)の住宅リフォーム市場規模は1兆7,961億円(速報値)で、前年の同時期と比較すると10.6%増加と推計する。

(画像はプレスリリースより)

消費税増税の影響について
2013年1~9月期の住宅リフォーム市場規模は4兆8,866億円(速報値)で、前年の同時期と比較すると10.5%増加で2年連続で増加となった。2003年以来4.8兆円台を回復し、好調に推移しているといえる。
 

これについては年初からの株価上昇等による資産効果が、住宅リフォーム市場にも好影響を与えたものと推測する。また工期が要する大型リフォームは、来春の消費増税の経過措置を見込んだ駆け込み需要も一部発生した模様だ。


2008年秋のリーマン・ショック以降、第3四半期としては最も高い市場規模だ。2011年夏以降の好調さを受けて住宅リフォーム市場全体も堅調である。2013年1~9月期の住宅リフォーム市場規模は前年同期比10.5%増加。2013年の住宅リフォーム市場規模予測は6.3~6.7兆円と上方修正となった。

2013年は年初より好調だったこともあり、住宅リフォーム市場の年間予測は、大震災やリーマン・ショックといった大きく市況に影響を及ぼす要因がない限り、前年を割り込む見込みはほぼないとみる。

そのため2013年の住宅リフォーム市場規模は6.3~6.7兆円と予測し、前回調査した時より上方に修正した。また来春の消費増税を見込んだ駆け込み需要がこれから本格化する可能性が考えられるため、2014年3月期までこの好調は継続するものと考える。

外部リンク

矢野経済研究所 プレスリリース
http://www.yano.co.jp/press/pdf/1184.pdf

最新ニュース

関連ニュース

コメント

2018年上半期の定期借地権の発売戸数1.4%低下-不動産経済研究所 のページです。はじめての不動産投資に役立つ情報をご提供!不動産投資のすすめと不動産投資ニュースをご紹介させて頂いております。
各種法改正や投資のノウハウ、不動産投資市場の動向など最新情報を配信していくので、ぜひご活用ください。