東京カンテイは8月15日、「三大都市圏・主要都市別／分譲マンション賃料月別推移」を発表した。

7月の首都圏・分譲マンション賃料は、前月比＋0.3％の2,469円/平米で今年に入ってからの連続下落に歯止めが掛かったものの、前年同月比や賃料推移から判断すると底打ちしたとは言い難い。近畿圏は前月比－0.4％の1,684 円/平米と3か月連続で下落、前年同月比の下落率も直近にかけて拡大しており、下落傾向が鮮明化しつつある。中部圏は前月比－0.5％の1,489円/平米で今月は再び弱含みとなったとしている。

主要都市における7月の分譲マンション賃料は、東京23区では前月比－0.5％の2,995円/平米と下落し、3,000円/平米を下回った。

横浜市（前月比－1.3％、2,134円/平米）、千葉市（同－1.1％、1,480円/平米）、さいたま市（同－0.4％、1,750円/平米）といずれも下落。大阪市は（1,938 円/平米）前月から横ばい、神戸市は（同－1.8％、1,706円/平米）。名古屋市は（同－0.1％、1,587円/平米）となっている。

東京カンテイ　ニュースリリース
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/T201207.pdf