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首都圏、回復基調。2021年2月の中古木造一戸建て住宅平均価格

2021/3/14 15:00

主要都市圏・主要都市別に算出
株式会社東京カンテイは、2021年3月10日、同年2月における中古木造一戸建て住宅平均価格を発表した。

ここでの「価格」は、「敷地面積が100~300平米」「最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内」といった条件を満たす物件を対象として、集計・算出されたもの。平均価格は主要都市圏・主要都市別に算出され、その推移も考察されている。

首都圏、1月の全都県における下落から一転
今回の発表によると、2021年2月の首都圏における中古一戸建て住宅の平均価格は、3044万円となった。前月比ではプラス2.9%となり、反転上昇を果たしている。

都県別に見た場合、東京都は前月比プラス5.4%の4722万円となり、反転上昇を達成。神奈川県もプラス3.5%の3306万円、千葉県もやはりプラス5.4%となり、いずれも上昇へ転じた。埼玉県は、マイナス4.8%の2294万円となり、3ヵ月連続の下落を示している。

首都圏の動きについて同社は、同年1月の全都県における下落から一転し、回復基調になったと考察している。

中部圏と福岡県、反転上昇
2021年2月の近畿圏における中古一戸建て住宅の平均価格は、2493万円となった。前月比ではマイナス3.9%となり、3ヵ月ぶりに下落へ転じている。

中部圏は、前月比プラス7.5%となる2369万円をマーク。愛知県も、プラス4.2%の2783万円となり、共に反転上昇を果たした。

福岡県は、プラス7.6%の2246万円となり、上昇へ転じた。前年同月比でもプラス5.5%となり、好調ぶりを示している。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

主要都市圏・主要都市別/中古木造一戸建て住宅平均価格 月別推移 2月 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/kodatecyuko202102.pdf

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