不動産投資ニュース

アパート(不動産)経営

60歳代の資産額、20歳代の6.8倍!-ミライ研

2020/6/25 05:00

60歳代の金融資産額は1828万円
三井住友信託銀行の「三井住友トラスト・資産のミライ研究所(以下、ミライ研)」は6月22日、「住まいと資産形成に関するアンケート調査」の結果を発表した。

今年1月に、全国の20歳~64歳の男女1万人を対象に実施したもの。

調査結果から、年齢が上がるにつれて、同世代間での保有金融資産の格差が拡大していることがわかった。20歳代の270万円から年齢とともに増加し、60歳代では1828万円と20歳代の6.8倍に増えている。特に50歳代から60歳代にかけての10年間で700万円以上に増加と拡大が顕著だ。

ミライ研では、
住宅ローン返済からの解放、教育費負担の減少、退職金の受け取りなど
(プレスリリースより)

が背景にあると分析している。

60歳代「持家/住宅ローン」の状況で資産に2倍の差
資産形成における「持家と住宅ローン」の関係性を調べるために、「持家の有無」と「住宅ローンの有無」によって4つのグループに分けて保有金融資産の推移を比較したところ、40歳代以降では次のような結果となっていることがわかった。

40歳代から50歳代は「持家/ローン返済済み世帯」と「持家/ローンなし世帯」の資産形成が順調に推移しているのに対し、60歳代になると格差が広がっている。

60歳代の「持家/ローン返済済み世帯」と「持家/ローンなし世帯」の資産額は2000万円前後だが、「持家/ローンあり世帯」と「借家・同居/ローンなし世帯」では1000万円前後。持家と住宅ローンの保有状況によって、資産額に2倍の開きがみられた。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

三井住友信託銀行株式会社のプレスリリース
https://www.smtb.jp/corporate/release/pdf/200622.pdf

最新ニュース

関連ニュース

コメント

日本不動産研究所、「不動研住宅価格指数」11月値を公表 のページです。はじめての不動産投資に役立つ情報をご提供!不動産投資のすすめと不動産投資ニュースをご紹介させて頂いております。
各種法改正や投資のノウハウ、不動産投資市場の動向など最新情報を配信していくので、ぜひご活用ください。