不動産投資ニュース

アパート(不動産)経営

東京ビジネス地区の空室率3か月連続で上昇-三鬼商事調べ

2020/6/14 16:00

都心5区の空室率1.64%
三鬼商事は6月11日、「オフィスマーケット(5月データ)」を発表した。このデータは国内の主要都市における、オフィスビルの空室率や賃料などを調査したデータである。

これによると5月の東京ビジネス地区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の平均空室率は、前月比で0.08ポイントの上昇の1.64%。3か月連続で上昇している。

このうち新築ビルの平均空室率は1.85%で、前月比1.46ポイントの下落。既存ビルの平均空室率は1.63%となり、こちらは前月比0.13ポイントの上昇となった。

5月は新築ビル3棟が満室で竣工したほか、既存ビルの一部に大型成約が見られた。しかしながら、縮小などに伴う解約があったため、東京ビジネス地区全体の空室面積は、この1か月間で約6900坪増加している。

新型コロナウイルスによる大きな影響は出ていないものの、小規模な解約の動きが出ている。

賃料は77か月連続で上昇の2万2836円
5月の東京ビジネス地区における1坪当たりの平均賃料は、前年同月比6.73%(1,440円)上昇の2万2836円だった。前月比では0.07%(16円)の上昇、77か月連続で前月を上回っている。

平均坪当たり賃料の内訳をみると、新築ビルは3万2235円で、前月比で844円の上昇。既存ビルは2万2587円となり、前月比で7円下落した。

外部リンク

東京 | オフィスマーケット 5月データ | 三鬼商事株式会
https://www.e-miki.com/market/tokyo/

最新ニュース

関連ニュース

コメント

船橋駅、2桁上昇。JR総武線・市川駅~千葉駅間の駅別中古マンション価格 のページです。はじめての不動産投資に役立つ情報をご提供!不動産投資のすすめと不動産投資ニュースをご紹介させて頂いております。
各種法改正や投資のノウハウ、不動産投資市場の動向など最新情報を配信していくので、ぜひご活用ください。