中古マンションの成約価格は3,294万円
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は1月12日、2019年1月度の「月例マーケットウオッチ」を発表した。これによると2019年1月の首都圏における中古マンションの成約件数は、前年同月比1.0%増とほぼ横ばいの2,667件。成約平米単価は、0.3%下落の51万4,600円。成約価格も1.9%下落し、3,294万円だった。どちらも2012年12月から、73か月振りで前年同月を下回る結果となっている。
地域別の成約件数は、「東京都区部」と「埼玉県」を除く地域が前年比で増加した。「神奈川県他」は7か月連続で前年同月を上回っている。成約平米単価は「横浜・川崎市」を除く地域が、前年比で上昇した。
中古戸建住宅の成約価格は2,988円
1月の首都圏における中古戸建住宅の成約件数も、前年同月比1.9%増の862件だった。ほぼ横ばいでの推移ではあるが、3か月連続で前年同月を上回っている。成約価格は7.9%下落の2,988万円。地域別の成約件数は、「東京都区部」と「横浜・川崎市」を除く地域が前年比で増加。「神奈川県他」は6か月連続、「千葉県」が5か月連続での増加となった。
成約価格は「横浜・川崎市」を除く地域が、前年比で下落。特に「千葉県」は2ケタと、大きく下落した。
月例マーケットウオッチ:2019年1月度 - 公益財団法人 東日本不動産流通機構
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_201901_summary.pdf