不動産経済研究所は5月21日、2018年4月度の「首都圏のマンション市場動向」を発表した。

これによると4月の首都圏におけるマンションの新規発売戸数は、前年同月比14.6％減の2,342戸。4か月振りの減少となった。

地域別の発売戸数は東京都区部が前年同月比37.7％減の929戸。都下は20.0％減の335戸で、東京都全体のシェアは54.0％を占める。神奈川県は25.1％減の350戸、埼玉県は83.9％増の377戸、千葉県は120.8％増の351戸だった。

新規発売戸数に対する契約戸数は1,475戸。月間契約率は前年同月比3.3ポイントダウン、前月比でも11.7ポイントダウンの63.0％となっている。

地域別の契約率は東京都区部が61.7％、都下が59.1％、神奈川県が65.1％、埼玉県が58.6％、千葉県が72.6％だった。

1戸当たりの平均価格は、前年同月比6.3％下落の5,548万円。平米当たり単価も11.8％下落の、80.0万円となっている。

また即日完売物件は、藤沢市の「プレミスト湘南辻堂 3期3次」の1物件5戸。平均価格は5,438万円、平均倍率、最高倍率ともに1倍だった。

（画像はプレスリリースより）

株式会社不動産経済研究所のプレスリリース
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