住宅ローンの借り換えを行った顧客に対してアンケートを実施
SBIモーゲージ株式会社は、同社で住宅ローンの借り換えを行った顧客307名に対してアンケートを実施、その結果を発表した。質問の内容としては、まず「どのような金利タイプの住宅ローンから“フラット35”へ借り換えましたか? 」というものがある。「フラット35」や「フラット35」以外の借り換えがそれぞれ25.6%と、最も高かった。そのうえ「変動金利」や「短期固定金利」からの借り換えは、全体の41%であった。全期間固定金利である「フラット35」に借り換えた場合、月々の返済額が増加する可能性は高い。しかし返済額が増えることになっても、借り換えるという人がいた。
返済額の増減に関わらず“フラット35”が人気
「なぜ全期間固定金利の“フラット35”に借り換えましたか?
」という質問に対しては「長期金利が下がったから」という答えが52.6%を占め最も高かった。その他には「市場金利が上がりそうだから」と答えた方が26.3%。「当初の固定期間の終了などで金利切り替え時期だったから」と回答した人は10.5%であった。2012年度は「フラット35」の金利が低水準であったためこういった傾向がみられた。また、アベノミクスによるインフレ政策が具体化する前に、住宅ローンの借り換えをするほうが良いと判断した人も多かった。「借り換え前後では返済額はどのように変わりましたか? 」に対しては全期間固定金利から全期間固定金利へ借り換えて全期間固定金利から全期間固定金利へ借り換えた場合は、金利の差によって総支払額及び月々の返済額を減らすことはできる。変動金利から全期間固定金利へ借り換え、そして変動金利から全期間固定金利へ借り換えた場合は、借り換えることによって月々の返済額が上昇する可能性はある。しかし今回の調査では、増加に関わらず「フラット35」へ借り換えを行いたいと考えている人が多いことがわかった。
SBIモーゲージ株式会社
http://www.sbim.jp/corporate/info/2013/i20130402.html