株式会社東京カンテイは、2019年5月13日、プレスリリース『主要都市圏・主要都市別／新築小規模木造一戸建て住宅平均価格 月別推移』2019年4月版を発表した。

同リリースにおける「価格」は、敷地面積が50～100平米未満で、最寄り駅から徒歩30分以内といった条件を満たす木造物件を対象として、算出されたもの。

同リリースによると、2019年4月の首都圏における新築小規模一戸建て住宅の平均価格は、4574万円となった。前月比ではマイナス0.9％となり、下落へ転じる形となっている。

首都圏を都県別に見ると、東京都は前月比マイナス7.3％の5096万円となり、3ヵ月ぶりの反転下落をマーク。神奈川県も、マイナス3.7％の3893万円となり、4ヵ月連続の下落を示すと共に、7ヵ月ぶりに4000万円台を割り込む結果となった。

一方、千葉県はプラス4.3％の4009万円となり、2ヵ月連続の上昇をマーク。埼玉県も、プラス7.5％の4062万円となり、続伸を示した。千葉県と埼玉県の価格が4000万円台となるのは、東京カンテイが2014年4月に同調査を開始して以来初めてだという。

2019年4月の近畿圏における新築小規模一戸建て住宅の平均価格は、3258万円となった。前月比はマイナス2.2％となり、反転下落をマーク。府県別に見ても、大阪府・兵庫県・京都府がいずれも下落を示している。

中部圏は、前月比プラス4.2％の3892万円となり、2ヵ月連続で上昇を果たした。愛知県もまた、プラス3.3％の3947万円となり、3ヵ月連続の上昇を示している。

（画像はプレスリリースより）

主要都市圏・主要都市別／新築小規模木造一戸建て住宅平均価格 月別推移 4月 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/