株式会社東京カンテイは、2019年1月24日、プレスリリース『三大都市圏・主要都市別／中古マンション70平米価格月別推移』の2018年12月版を発表した。

このリリースは、東京カンテイのデータベースに登録された中古マンション（ファミリータイプ）の売り希望価格を、行政区単位に集計・算出したもの

首都圏における2018年12月の中古マンション価格は、3729万円をマーク。前月比ではプラス0.5％となり、上昇を維持した形となった。この結果について東京カンテイは、東京都での事例シェア拡大や周辺3県での強含みが影響したと、考察している。

都県別で見た場合、東京都は前月比マイナス0.1％の4940万円となり、僅かに弱含む形となった。しかし、神奈川県はプラス0.4％の2933万円、埼玉県もプラス0.2％の2314万円となり、前月に引き続きプラスをマーク。さらに千葉県は、大幅上昇を示した千葉市に牽引され、プラス1.9％の2043万円となった。

近畿圏における2018年12月の中古マンション価格は、2268万円となった。前月比ではプラス0.7％となり、引き続き上昇を示している。特に大阪府は6ヵ月連続プラスとなり、2018年を通して再び上昇トレンドを示す形となった。

中部圏は、前月比プラス1.8％となる1902万円をマーク。県別に見ると、愛知県がプラス1.4％の2054万円と続伸し、価格自体も前年同月に比べて1割高い水準まで到達している。

（画像はプレスリリースより）

三大都市圏・主要都市別／中古マンション70平米価格月別推移 12月 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/c201812.pdf