IT企業のリブセンスは12月25日、連結子会社のフィルライフにて、不動産投資相談サービス「不動産投資のミカタ」の提供を開始したと発表した。

フィルライフは不動産に関する事業を行っており、住まいの売買に関する相談サービス「住まいのミカタ」を運営しているが、新たに不動産投資を支援する「不動産投資のミカタ」を立ち上げた。

「不動産投資のミカタ」では不動産投資の経験者からの、不動産投資会社に関するクチコミ情報を公開する。これによって不動産投資を検討するユーザーの不安を解消し、不動産投資市場の活性化を促すのが目的だ。

さらに、不動産の専門家による無料相談にて、中立的な立場からアドバイスを行うとともに、ユーザーの希望に合わせた不動産投資会社の紹介も行う。また、不動産投資に関する無料セミナーも開催するという。

国土交通省の「地価LOOKレポート（2018年第3四半期）」によると、東京圏の地価は43地区中41地区が上昇傾向にあり、不動産投資の需要も底堅いと推測されている。

法人による不動産投資が堅調だが、その一方で個人投資家による不動産投資のハードルは依然として高く、専門家との情報格差が著しいのが現状だ。

「不動産投資のミカタ」が、個人投資家の不動産投資リテラシーの向上を後押ししてくれそうだ。

株式会社リブセンスのプレスリリース
https://www.livesense.co.jp/news/2018/12/25/2455/