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東京カンテイ、「三大都市圏/分譲マンション賃料月別推移」2018年9月版を発表

2018/10/18 20:00

分譲マンションの月額募集賃料を集計・算出
株式会社東京カンテイは、2018年10月17日、プレスリリース『三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移』2018年9月版を発表した。

このリリースは、東京カンテイのデータベースに登録された分譲マンションの月額募集賃料を行政単位に集計・算出し、平米単価に換算して表記したもの。集計は、いわゆるファミリータイプの物件のみを対象としている。

7月の水準を上回った首都圏
2018年9月の首都圏における分譲マンション賃料は、2764円/平米となった。神奈川県を除く全域で強含んだ影響から、前月比プラス1.1%で7月の水準を上回っている。

首都圏を都県別で見た場合、賃料水準が高い23区内からの事例が増えた東京都は、プラス1.5%の3336円/平米で反転上昇をマーク。埼玉県もプラス0.4%の1651円/平米、千葉県もプラス0.6%の1570円/平米となり、小幅ながらもプラスを示した。

その一方で神奈川県は、マイナス0.1%の2113円/平米と弱含み、4月以降の下落傾向に歯止めが掛からない結果となっている。

近畿圏、連続下落を7ヵ月間まで伸ばす
近畿圏における分譲マンション賃料は、1806円/平米となった。前月比ではマイナス0.8%となり、連続下落を7ヵ月まで伸ばす形となっている。府県別で見ると、賃料水準が高い大阪市の事例が減少している大阪府は、2107円/平米で4ヵ月連続の下落をマーク。一方、兵庫県は引き続き上昇している。

中部圏は、前月比プラス0.9%の1739円/平米となった。賃料水準は横ばいもしくは弱含みとなっており、正味トレンド自体が復調するまでには至っていないと、同社は考察している。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

2018年9月 三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/rent/514

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