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外国人入居者に特化した家賃保証システムを開始-全保連

2018/9/25 23:30

外国人の受け入れをバックアップ
家賃債務保証を手がける全保連は9月18日、外国人の入居をスムーズに行うための家賃保証システム「SUMAU-すまう-」の提供を開始した。

外国人専門の家賃債務保証や生活サポートを行うグローバルトラストネットワークスと業務提携を行い、実施するもの。

近年、外国人留学生の増加や政府の外国人労働者に対する規制緩和が進んでおり、将来的にも日本に居住する外国人の増加が予想されている。

しかしながら来日した外国人が住居を探す際に、言葉や生活習慣の違いから不安に感じるなどの理由で入居を断られるケースが多い。それに輪をかけて日本特有の不動産契約に関する慣習が外国人にとって理解し難いという実態もある。

その一方で、2020年に施行される予定の改正民法では、不動産賃貸借契約時に必要となる連帯保証人を機関保証の利用へとシフトする見込みだ。

そこで全保連は、外国人居住者の入居を円滑にし、さらには貸す側の空室率低減にも寄与できるとの考えから、外国人に特化した家賃保証システム「SUMAU-すまう-」の提供を開始した。

「SUMAU-すまう-」保証内容と付帯サービス
外国人専用家賃保証システム「SUMAU-すまう-」の保証内容は次の通り。

保証内容は月額賃料と明け渡し訴訟費用。そして、建物明渡し時の修繕費、残置物撤去費用などとなる。保証限度額は月額賃料の24か月分と修繕費保証の1か月分相当。

また付帯サービスとして、各国の言語対応スタッフが電話による生活サポートを実施する。具体的には外国語対応の与信、契約サポートや外国語対応の生活サポートなど。

常に対応できる外国語は英語、中国語、韓国語、ベトナム語、ネパール語、ポルトガル語、スペイン語、モンゴル語、クメール語。その他の言語は随時対応となる。

外部リンク

全保連株式会社のプレスリリース
https://www.zenhoren.jp/

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