4月の成約件数は、前年同月比4.0%減
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は5月15日、4月の不動産流通市場の動向を調査した「月例速報 Market Watch サマリーレポート」を発表した。これによると4月の首都圏中古マンションの成約件数は、前年同月比4.0%減の3,163件。
成約平米単価は前年同月比8.4%上昇の50万4,000円、成約価格は前年同月比11.2%上昇の3,245万円だった。平米単価、成約価格ともに2013年1月から52か月連続で上昇している。
地域別の動向をみると、成約件数は千葉県を除く全ての地域が前年同月比で減少しており、東京都区部は13か月ぶりの減少となった。
成約単価は千葉県を除く各地域が前年比で上昇。東京都区部は55か月連続、埼玉県は17か月連続で上昇している。
中古戸建住宅の成約件数は前年同月比3.0%減
中古戸建住宅の成約件数は前年同月比3.0%減の1,126件。成約価格は前年同月比0.4%上昇の3,010万円。ほぼ横ばいながらも、3か月連続で上昇傾向を維持している。
土地面積は前年同月比1.4%縮小の、146.28平米。建物面積は前年同月比2.1%拡大し、105.10平米となった。
(画像は、東日本レインズのホームページより)
月例速報 Market Watch サマリーレポート 2017年 4月
http://www.reins.or.jp/pdf/