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マンション「買い時感」が低迷し、過去最低-スタイルアクト調べ

2017/5/4 15:00

「買い時」と回答した割合、13.7%
スタイルアクトは5月2日、「第37回マンション購入に対する意識調査」の結果を発表した。

スタイルアクトが運営するウェブサイト「住まいサーフィン」の会員のうち、直近3か月以内に新築マンションの販売センターを訪れた経験がある人を対象にしたもの。

今回の調査からマンションの買い時DI(マンションを「買い時だと思う」数値から「買い時だと思わない」数値を差し引いた指数)は-29.0ポイントと、過去最低を記録した。2017年1月に実施した前回調査時から、12.4ポイント減少している。

2015年10月の第31回調査以降、買い時DIは低下傾向が続いている。回答者の13.7%が「買い時」と判断しているものの、「どちらでもない」43.5%、「買い時ではない」が42.7%と8割以上を占めている。

買い時ではない理由は、マンション価格の高さ
「買い時である」と回答した人が主な理由として挙げているのは、住宅ローン金利の低さ。一方、「買い時ではない」と回答した人はマンション価格の高さを挙げている。

現在のマンション価格について購入に二の足を踏むほど「高い」と回答した人は66.1%だった。「高い」の回答率は2015年7月以降、常に6割を超えている。

1年後のマンション価格は「横ばい」との予測が前回調査時より増加し、半数近くに達した。また、マンション価格が「上がる」と予測した割合は前回調査から17ポイント減少し、24%になった。逆に「下がる」の予測は29%に増加し、直近5年間で最高値を示している。

スタイルアクトは
マンション価格「下落予測」が「上昇予測」を上回ったことから、購入検討者の意識が転換点を迎えた
(プレスリリースより)

と指摘している。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

スタイルアクト株式会社のプレスリリース
http://styleact.co.jp/news/?p=2475

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