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2016年首都圏の中古マンション成約件数、過去最高を記録-東日本レインズ

2017/1/27 07:00

首都圏の中古マンションの動き
東日本不動産流通機構は1月23日、「首都圏不動産流通市場の動向(2016年)」を発表した。

レポートから中古マンションの市場動向をみると、2016年における中古マンションの成約件数は、前年比6.9%増の3万7,189件。2年連続で上昇しており、過去最高を記録した。すべてのエリアで前年を上回っているが、特に東京都区部の増加率は2ケタとなっており大きく上昇した。

成約物件の平米当たり単価の平均は、前年比5.9%上昇の47万9,200円。4年連続で上昇傾向を維持している。

成約物件価格は、前年比5.4%上昇の3,049万円。こちらも4年連続で上昇しており、22年ぶりに3,000万円の大台に乗った。成約物件を価格帯別に見ても、3,000万円を超える価格帯が成約件数、比率ともに拡大している。

成約物件の平均専有面積は、前年比0.4%の63.63平米とわずかながら縮小。平均築年数は前年の20.13年から20.26年となり、経年化が進んでいる。

新規登録件数19万4,336件
中古マンションの新規登録件数は前年比9.6%増の19万4,336件となり、2年連続で前年を上回った。

新規登録物件の平米当たり単価は、前年比9.3%上昇54万8,000円。価格は7.3%上昇の3,095万円で、いずれも3年連続で上昇している。

新規登録物件の平均専有面積は、前年比1.8%減の56.48平米。平均築年数は前年の22.05年から22.32年となり、こちらも経年化が進んでいる。

(画像は、東日本不動産流通機構のホームページより)

外部リンク

首都圏不動産流通市場の動向(2016年) - 公益財団法人東日本不動産流通機構
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/sf/sf_2016.pdf

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