不動産経済研究所は7月14日、6月の首都圏のマンション市場動向を発表した。これによると6月の首都圏におけるマンションの新規発売戸数は、対前年同月比12.9％減の3,050戸だった。対前月比では1.6％増となっている。

地域別の発売戸数は東京都区部が全体の46.7％の1,425戸、都下は322戸で、東京都全体のシェアは57.3％。神奈川県は20.8％の634戸、埼玉県は9.2％の282戸、千葉県が12.7％の387戸だった。

発売戸数に対する契約戸数は2,124戸で、月間契約率は69.6％。対前年同月比9.1ポイント減少した。

地域別の契約率を見ると東京都区部が72.3％、都下が73.0％、神奈川県が55.2％、埼玉県が78.4％、千葉県が74.7％となっている。

1戸当たりの平均価格は対前年同月比2.5％下落の5,672万円。1平米当たり単価は対前年同月比0.7％下落し、82.3万円だった。

即日完売物件は322戸で、全体の10.6％。また、フラット35登録物件は2,906戸と、全体の95.3％を占める。

首都圏マンション・建売市場動向2016年6月度
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