NTT都市開発は京都市が公募した元清水小学校跡地活用に係る事業者に選定され、7月5日付で京都市と基本協定書を締結した。

京都市が元清水小学校跡地を校舎の外観や主な機能を保存しながら改修し、ホテル又はブライダル事業に活用するために、「公募型プロポーザル方式」により事業者を公募したもの。

所在地は、京都市東山区清水2丁目204番地2他。昭和8年に建てられてもので管理棟、教室棟、屋内運動場、プールなどから構成される。

NTT都市開発は事業コンセプトとして、既存校舎の外観や機能を生かしながら京都の伝統文化を取り入れた良質な宿泊施設の整備と、ICTを活用した地域のコミュニティ空間づくりを掲げている。

長い歴史に育まれた日本の伝統・文化が守りながらも、創造的な発展を続ける京都の特性を踏まえ、染め物や織物、陶器、料理といった多彩な伝統産業を積極的に活用し、世界に向けて日本独自の文化を発信する方針だ。

また、地域コミュニティーの活性化については、地域の人たちが利用できる集会所や倉庫、展示スペースの設置する。また、非常時の避難所としての機能も担う。

（画像はプレスリリースより）

NTT都市開発株式会社のプレスリリース
http://www.nttud.co.jp/news/