3月の新設住宅着工戸数、2.6%増で2か月連続の増加
東京都は5月10日、「平成28年2月の新設住宅着工」についてとりまとめ公表した。東京都内における3月の新設住宅着工戸数は11,588戸で、前年同月比では、貸家は減少したが、持家と分譲住宅は増加し、全体で2.6%増と2か月連続の増加となった。
都心3区は23.7%減で4か月連続の減少
3月の新設住宅着工数は、利用関係別では、持家が1,384戸、前年同月比1.8%増で2か月連続の増加。貸家が5,509戸、同2.1%減で10か月ぶりの減少。分譲住宅が4,663戸、同9.2%増で7か月ぶりの増加。分譲住宅中、マンションが3,025戸、同19.7%減で9か月ぶりの増加、一戸建てが1,594戸、同7.4%減で2か月ぶりの減少となった。
地域別では、都心3区(千代田区、中央区、港区)が898戸、前年同月比23.7%減で4か月連続の減少。都心10区(千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、渋谷区、豊島区)は2,366戸、同22.7%減で2か月ぶりの減少。
区部全体では9,096戸、同3.0%増で2か月連続の増加。市部は2,469戸、同0.9%増で2か月連続の増加となっている。
東京都 プレスリリース
http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2016/05/