空き家で心配なのは「ゴミの不法投棄」など
エヌ・アンド・シーは1月28日、「空き家・空きビルのリノベーションと民泊に関する意識調査」の結果を発表した東京圏および大阪圏に住む20~59歳の男女2,000名を対象に、インターネット調査したもの。
「住まいの近くに空き家があるか」とたずねたところ、「ある」と答えた人は33%。3人に1人が自宅の近くに空き家があると回答している。一方で住まいの近くに空きビルが「ある」と答えた人は、10.4%だった。
「空き家や空きビルがあることで、どのような心配があるか」との問いには、「ゴミが不法投棄される」と答えた人が最も多く40.3%。次いで「空き家・空きビルが放火される」が39.2%、「雑草や植栽で景観が悪化する」35.6%、「不審者が空き家・空きビルに侵入する」35.1%と続いた。
空き家を民泊に?
近年、外国人観光客が急増しており、ホテルが確保できない人が増えている。ホテル難民という言葉も誕生し、ホテル不足の解消策として、民泊への注目が高まってきた。民泊は空き家対策としても有効であるため、民泊に対する意識調査も行った。昨年、大阪府や東京都大田区では、一定の条件のもとで民泊を認める条例が可決された。このことを知っている人は、50.7%。
また「民泊の貸し手になること」に「非常に興味がある」と回答した人は3.2%、「少し興味がある」人は15.8%で、5人に1人が民泊に興味を持っていることが明らかになった。
これに対し、「自分が宿泊者として民泊を利用すること」に「非常に興味がある」人は3.4%、「少し興味がある」人が24.9%となっている。
(画像はニュースリリースより)
株式会社エヌ・アンド・シーのニュースリリース
http://www.nandc.co.jp/shared/pdf