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住宅ローン借換、変動型が人気-住宅金融支援機構調べ

2015/12/26 16:15

住宅ローンの借換で、人気の高い金利タイプは?
住宅ローンは、借換えた方がお得なのだろうか。住宅金融支援機構は12月22日、「2015年度 民間住宅ローン借換の実態調査」の結果を発表した。

これによると、借換で人気の高かった金利タイプは「変動型」(40.5%)と、「固定期間選択型」(39.3%)。「全期間固定型」は20.2%だった。

借換後の利用割合の推移を見ると、「変動型」は上昇する一方で、「全期間固定型」が減少しており、両社がほぼ逆相関の関係で推移していることがわかった。2015年8月から10月時点で、「変動型」の利用者は48.5%。これに比べ「全期間固定型」は、12.7%にとどまっている。

また、住宅ローンの利用開始から借換までの経過期間は、「5年超10年以内」(37.8%)が最も多かった。

年収が高い世帯ほど、変動型を選択
世帯年収別の動向では、世帯年収が高くなるほど「変動型」に借換する割合が上昇する傾向がみられた。

年収400万以下の世帯では「変動型」への借換は30.1%だったが、年収401万~600万円では40.7%。年収1,500万円以上では48.8%と、約半数が「変動型」に借り換えている。

また、借換理由で多かったのが「金利が低くなるから」68.5%と、「返済額が少なくなるから」53.3%。借換を行った人のうち92.1%が金利の低下を実現させており、低下率は「0.5%超~1.0%以下」が最も多かった。

(画像は、「2015年度民間住宅ローン借換の実態調査」より)

外部リンク

2015年度民間住宅ローン借換の実態調査
http://www.benricho.org/remove_newline.html

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