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9月の近畿圏のマンション市場動向-不動産経済研究所

2015/10/16 20:00

新規発売戸数、3か月連続で減少
不動産経済研究所は10月15日、9月の近畿圏のマンション市場動向を発表した。

これによると9月の近畿圏におけるマンションの新規発売戸数は、前年同月比1.7%減の1,798戸。3か月連続で下落傾向が続いている。

地域別に見ると、大阪市部は全体の34.9%を占める627戸。大阪府下は12.8%の231戸。神戸市部は4.9%の88戸、兵庫県下は22.5%の405戸。京都市部は7.2%の130戸、京都府下は16.7%の301戸、奈良県は0.9%の16戸だった。滋賀県と和歌山県での発売はなかった。

1戸当たり平均価格は3,708万円
新規発売戸数に対して、契約戸数は1,220戸。月間契約率は67.9%となり、前月比11.5ポイントのダウン。前年同月の76.9%に比べても、9.0ポイント下落した。

地域別に契約率を見ると大阪市部は74.0%、大阪府下は57.6%。神戸市部は69.3%、兵庫県下は87.2%だった。京都市部は63.8%、京都府下が40.2%、奈良県で31.3%となっている。

1戸当たり平均価格は3,708万円で、前年同月比で4か月連続のダウン。一方、平米当たり単価は55.7万円となり、3か月連続で上昇傾向を維持している。

地域別の1戸当たり平均価格は大阪市部3,258万円、大阪府下4,155万円。神戸市部が4,457万円で、兵庫県下は4,316万円。京都市部は4,507万円、京都府下が2,915万円、奈良県で3,781万円だった。

平米当たり単価は大阪市部が63.4万円、大阪府下が55.1万円。神戸市部では60.4万円で、兵庫県下は55.9万円。京都市部は75.8万円、京都府下は37.6万円、奈良県では47.4万円となっている。

(画像は「近畿圏マンション市場動向2015年9月度」より)

外部リンク

近畿圏マンション市場動向2015年9月度
http://www.fudousankeizai.co.jp/k201509.pdf

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