17億5,000万円で川崎市の中規模オフィスビルを取得
いちご不動産投資法人は8月31日、新規物件を取得すると発表した。新たに取得するのは神奈川県川崎市のオフィスビル「いちご川崎ビル」で、取得前の名称は「NKF川崎ビル」。物件引き渡し予定日は9月30日となっており、取得価格は17億5,000万円である。なお、8月1日時点における鑑定評価額は19億1,000万円だった。
全国展開型企業の営業拠点として高いニーズを期待
「いちご川崎ビル」は1990年に建てられた、地下2階、地上9階建ての中規模オフィスビル。7月31日時点のNOI利回りは6.5%。テナントには商業フロアに飲食店や美容院、上層階のオフィスフロアには情報通信業や法律事務所等が入居しており、稼働率は100.0%を誇る。
川崎市の中でも商業の中心地として知られるJR「川崎」駅及び京急本線「京急川崎」駅から徒歩約9分の距離に位置しているため、全国展開型企業の営業拠点として高いニーズが期待できる点が取得の決め手となった。
また、「いちご川崎ビル」の取得による2015年10月期(2015年5月1日~2015年10月31日)の運用状況の予想に変更はなし。
(画像はプレスリリースより)
いちご不動産投資法人のプレスリリース
https://www.ichigo-reit.co.jp/module/_news.pdf