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国交省、「建築物着工統計調査報告(平成27年6月分)」公表

2015/8/1 22:00

新設住宅着工は前年比16.3%増で4か月連続の増加
国土交通省は7月31日、「建築物着工統計調査報告(平成27年6月分)」を公表した。

6月の新設住宅着工は、88,118戸(前年同月比16.3%増)で、4か月連続の増加となった。新設住宅着工床面積は725.8万平米(同11.5%増)で、2か月連続の増加。季節調整済年率換算値では、103.3万戸(前月比13.4%増)で3か月ぶりの増加となった。

分譲マンション着工戸数は前年同月比82.8%増
利用関係別戸数では、持家は26,643戸(前年同月比7.2%増)で、2か月連続の増加。民間資金による持家は23,499戸(同5.1%減)で、16か月ぶりの増加。公的資金による持家は3,144戸(同25.2%増)で、4か月連続の増加。

貸家は、35,600戸(前年同月比14.6%増)で、2か月連続の増加。民間資金による貸家は32,219戸(同14.8%増)で、4か月連続の増加。公的資金による貸家は3,381戸(同12.6%増)で、2か月連続の増加。

分譲住宅は、25,489戸(前年同月比31.3%増)で、3か月連続の増加。内、マンションは14,173戸(同82.8%増)で、3か月連続の増加。一戸建住宅は11,160戸(同2.9%減)で、14か月連続の減少。

国土交通省では住宅着工の動向について、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動減の影響が薄れて、持ち直しているとみている。また今般の経済対策等の効果が住宅着工に表れていると思われ、引き続き、今後の動向をしっかりと注視していく必要があるとしている。

(画像は同報告「住宅着工統計」資料より)

外部リンク

国土交通省 「建築物着工統計調査報告(平成27年6月分)」
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000547.html

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