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東京カンテイ、「2015年5月度 中古マンション価格天気図」発表

2015/6/30 14:00

「雨」が5地域に増加、全国的には中古価格は下落傾向
東京カンテイは6月29日、「2015年5月度 中古マンション価格天気図」を発表した。

天気図は、全国47都道府県の、ファミリータイプ中古マンション流通事例価格を月ごとに集計し、価格変動を「天気マーク」で表示したもの。

5月度は、「雨」(価格は下落傾向にある)が5地域に増加。「晴」(価格は上昇傾向にある)は主に投資適地のみに限定され、全国的には中古価格は下落傾向にある。

インバウンド不動産投資の影響で価格は2極化
5月度は、「晴」が10地域で変わらず、「雨」が4から5地域に増加。「小雨」(価格はやや下落傾向にある)は7から9地域に増加。「薄日」(価格はやや上昇傾向にある)は12地域で変わらず。「曇」(価格は足踏み傾向にはある)は14地域から11地域に減少した。

前月「曇」であった14地域のうち、「薄日」に改善したのは岐阜県、広島県、島根県の3地域で、7地域は「曇」で変わらず、栃木県と香川県、徳島県、高知県の4地域が「小雨」に悪化。

天候が改善した地域は、前月の7地域から6地域に減少。横ばいが27地域から31地域に増加、悪化は13地域から10地域に減少した。

全国的には東京都、大阪府、京都府、愛知県など投資適地は上昇傾向だが、他の地域では下落傾向が強く、インバウンド不動産投資の影響で価格は2極化しているとしている。

外部リンク

東京カンテイ プレスリリース
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/WR201505.pdf

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