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CBREが「三大都市オフィス空室率・平均賃料速報(2015年5月期)」を発表

2015/6/14 10:00

東京、大阪、名古屋のグレードAオフィスの空室率は前月から低下
世界最大の事業用不動産サービスおよび投資顧問会社のCBREは「三大都市オフィス空室率・平均賃料速報(2015年5月期)」を発表した。

それによると、2015年5月のグレードAオフィスの空室率は東京が前月(2015年4月。以下すべて同じ)比0.8ポイント減の5.4%、大阪が同0.2ポイント減の6.6%、名古屋が同0.1ポイント減の2.0%となり、三大都市圏全てで前月から低下した。東京の前月の空室率は6.2%で、2015年第1四半期平均の5.1%から上昇したが、5月に再び低下する形となった。

想定成約賃料(坪あたり)は東京が前月比0.5%増の33,450万円、大阪が同0.3%増の19,550万円、名古屋が同0.7%減の21,300万円だ。2014年第1四半期からの上昇率は東京8.6%、大阪2.9%、名古屋マイナス0.7%で、東京都が最も上昇傾向が鮮明な状況となっている。

グレードB、オールグレードの空室率も低下傾向を維持
グレードAマイナスオフィスの空室率(東京のみ)は、前月から横ばいの2.9%、グレードBオフィスの空室率は東京が前月比0.2ポイント減の4.0%、大阪が同0.1ポイント減の4.9%、名古屋が同1.0ポイント増の4.5%となっている。

オールグレードでは、東京23区が前月比0.3ポイント減の3.8%、東京主要5区が同0.3ポイント減の3.5%、大阪が同0.1ポイント減の6.2%、名古屋が同横ばいの4.9%だ。

また、グレードB、オールグレードともに、今回発表された全ての地域で2014年第1四半期平均と比較しても低下しており、空室率は長期的に低下傾向を維持している。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

CBREニュースリリース
http://www.cbre.co.jp/JP/aboutus/mediacentre/Pages/

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