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国交省、「建築物着工統計調査報告(平成27年4月分)」公表

2015/5/31 15:00

新設住宅着工は前年比0.4%増で2か月連続の増加
国土交通省は5月29日、「建築物着工統計調査報告(平成27年4月分)」を公表した。

4月の新設住宅着工は、75,617戸(前年同月比0.4%増)で、2か月連続の増加となった。新設住宅着工床面積は633.8万平米(同2.4%減)で、15か月連続の減少。季節調整済年率換算値では、91.3万戸(前月比0.7%減)で3か月ぶりの減少となった。

マンション着工戸数は前年同月比24.4%増
利用関係別戸数では、持家は23,2942戸(前年同月比2.1%減)で、15か月連続の減少。民間資金による持家は20,702戸(同3.5%減)で、14か月連続の減少。公的資金による持家は2,592戸(同10.9%増)で、2か月連続の増加。

貸家は、30,603戸(前年同月比1.8%減)で、先月の増加から再び減少。民間資金による貸家は27,628戸(同3.3%増)で、2か月連続の増加。公的資金による貸家は2,975戸(同33.0%減)で、8か月連続の減少。

分譲住宅は、21,120戸(前年同月比7.2%増)で、先月の減少から再び増加。内、マンションは11,071戸(同24.4%増)で、先月の減少から再び増加。一戸建住宅は9,893戸(同7.9%減)で、12か月連続の減少。

住宅着工の動向については、昨年4月の消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動減の影響が薄れており、緩やかに持ち直しているとみている。住宅着工については、今般の経済対策等を踏まえ、今後の動向をしっかりと注視していく必要があるとしている。

(画像は同報告「住宅着工統計」資料より)

外部リンク

国土交通省 「建築物着工統計調査報告(平成27年4月分)」
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000536.html

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