東京都は5月11日、「平成27年3月及び平成27年第1四半期の新設住宅着工」、「平成26年度の新設住宅着工」についてとりまとめ公表した。

東京都内における3月の新設住宅着工戸数は、11,299戸で、持家は1,360戸（前年同月比　3.8％減）で14か月連続の減少となったが、貸家は5,630戸（同　14.1％増）で5か月振りの増加、分譲住宅は4,269戸（同　2.0％増）で2か月連続の増加となり、全体で前年同月比6.7％増と2か月連続の増加となった。

平成27年第1四半期の新設住宅着工戸数は、34,985戸で、持家は3,863戸（前年同期比　11.1％減）で5期連続の減少、貸家は14,695戸（同　9.9％減）で3期連続の減少、分譲住宅は16,272戸（同　4.4％増）で2期連続の増加となり、全体で前年同期比5.4％減と4期連続の減少となった。

また、平成26年度の新設住宅着工戸数は、140,430戸で、 持家は17,348戸（前年度比　18.8％減）で3年振りの減少、貸家は59,921戸（同　3.6％減）で4年振りの減少、分譲住宅は61,170戸（同　2.8％減）で2年連続の減少で、持家、貸家、分譲住宅ともに減少し、全体で5.1％減と5年振りの減少となった。

東京都　「報道発表資料／住宅着工統計」
http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2015/05/