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1月の首都圏・近畿圏のマンション市場動向-不動産経済研究所

2015/2/18 18:45

首都圏のマンション発売戸数8.1%減
不動産経済研究所は2月16日、2015年1月度の首都圏と近畿圏のマンション市場動向などを発表した。

これによると1月における首都圏の新築マンション発売戸数は、前年同月比8.1%減少の1,679戸。契約率は前年同月比3.7ポイントマイナスの74.9%だった。また、1戸あたりの価格は4,455万円。1平米あたりの単価は63万9,000円となっている。

即日完売物件は、5物件59戸。調布市の「グランドメゾン仙川 2期1・2次」(平均価格4,283万円)は、23戸が即日完売。平均倍率は1.1倍、最高倍率で2倍だった。志木市の「シーズンスイート志木の杜 3期」(平均価格3,307万円)は、17戸が即日完売。平均倍率、最高倍率共に1倍だった。

近畿圏は堅調に推移
一方の近畿圏をみると、新築マンションの発売戸数は前年同月比84.8%増の1,314戸。2か月ぶりに、前年同月を上回る結果となった。契約率は前年同月比5.8ポイントプラスの、1,314戸である。また1戸あたりの価格は3,155万円。1平米あたりの単価は56万9,000円だった。

即日完売物件は、4物件22戸。低価格帯の東大阪市の「アービング布施 1期1次」(平均価格2,900万円)は10戸が即日完売。平均倍率、最高倍率共に1倍だった。

高価格帯の京都市中京区の「プラウド京都麩屋町御池 最終期」(平均価格7,540万円)は5戸が即日完売。平均倍率3.6倍、最高倍率10倍と人気の高さを誇った。京都市中京期の「パークシティ桂ジオ 3期4~7次」(平均価格3,666万円)は、5戸が即日完売。平均倍率、最高倍率共に1倍だった。

近畿圏のマンション契約率は17か月連続で70%超えを維持しており、順調に推移。エリア別のシェアを見ると、大阪市が全体の51.6%と半数以上を占めており、住居タイプでは狭小タイプに人気が集まっている。

(画像は、首都圏マンション・建売市場動向2015年1月度より)

外部リンク

首都圏マンション・建売市場動向2015年1月度
http://www.fudousankeizai.co.jp/share/mansion/197/s201501.pdf

近畿圏マンション市場動向2015年1月度
http://www.fudousankeizai.co.jp/share/mansion/196/k201501.pdf

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