野村不動産アーバンネットは1月26日、「住宅購入に関する意識調査（第8回）」の結果をまとめたものを発表した。

調査結果によると、今が不動産の買い時だと感じている人は半数以上を占めた。不動産の購入機会について「買い時だと思う」（14.0％）、「どちらかと言えば買い時だと思う」（39.5％）を合わせた53.5％が「今が買い時」だと感じていおり、2014年7月に実施した前回調査とほぼ同じ結果となっている。

買い時だと思う理由で最も多かったのは、「住宅ローンの金利が低水準」の73.4％。前回調査から17ポイント増えた。次いで「今後、10％への消費税引き上げが予定されている」（41.5％）、「今後、不動産価格が上がると思われる」（34.2％）、「購入する上で税制などのメリットある」（21.5％）が続いた。

今後、不動産価格と住宅ローン金利が上昇するかの質問については、不動産の価格が「上がると思う」と回答した人は39.6％。前回調査から4.6ポイント減少している。

上がると理由としては「東京オリンピックの開催」や「アベノミクス効果」に加え、「円安による海外からの投資拡大」への期待が目立った。

また住宅ローンの金利については、このまま低金利が続くと考えている人が48.9％。前回調査より9.6ポイント増加している。

「住宅購入に関する意識調査（第8回）」は、野村不動産アーバンネットが運営する不動産情報サイト「ノムコム」の会員を対象に、1月6日～1月13日にかけて行ったものである。

（画像はプレスリリースより）

野村不動産アーバンネット株式会社のプレスリリース
http://www.nomura-un.co.jp/page/news/pdf/20150126.pdf