東京オリンピックに向けて変貌する町並み
東京都は12月25日、「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト」を開始すると発表した。都営住宅団地「青山北町アパート」の老朽化が進んでいるため、高層集合住宅に建て替えて耐震強化を図る。これ同時に、青山通り沿道を含めたまちづくりを推進し、新たな文化・流行の発信拠点を目指す方針だ。
青山通りを含めた新たなまちづくりを推進
「青山北町アパート」は表参道駅から近く、青山通りの裏手に面するおよそ4ヘクタールの敷地を有する。国際的にも知名度の高いファッション街であり、オフィスが多数集積するエリアに立地しており、優れた土地活用効果が期待される。このため「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト」は、同日に東京都が公表した「東京都長期ビジョン」のうち、都市戦略6「世界をリードするグローバル都市の実現」に位置づけられている。
優れた立地条件をいかすために、民間企業と協力しながら青山通り沿道との一体的な再開発を進めて国際競争力を高めていく。具体的なプロジェクトの内容やスケジュール等については、今後、近隣の動向等を考慮しながら、平成27年度をめどに公表される予定の「実施方針」にて明らかにされる予定だ。
(画像は、東京都の報道発表資料より)
東京都の報道発表資料
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2014/12/20ocp200.htm