貸家は2.0%減、マンションは16.3%減
東京都は10月6日、「平成26年8月の新設住宅着工」についてとりまとめた住宅着工統計を公表した。住宅着工統計によると、東京都内で8月に着工した新設工事数は11,701戸。前年同月比では持ち家、貸家、分譲住宅全てが減少しており、全体で12.3%減と2か月連続での減少となった利用関係別でみると、持ち家は前年同月比21.9%減の、1,576戸。7か月連続で減少傾向が続いている。貸家は前年同月比2.0%減の、4,916戸。10か月振りの減少となった。分譲住宅は前年同月比18.1%減の、5,139戸。2か月連続での減少となった。
マンションは前年同月比16.3%減の、3,577戸。持ち家同様、7か月連続で減少している。一戸建ては前年同月比22.0%減の、1,514戸。3か月振りの減少となった。
(画像は、東京都のホームページより)
都心3区は28.6%減
地域別でみると千代田区、中央区、港区の都心3区は、前年同月比28.6%減の474戸。千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、渋谷区、豊島区の都心10区は、前年同月比3.1%増の2,859戸で、4か月振りに増加へと転じた。区部全体では前年同月比6.0%増の9,342戸で、6か月振りの増加。市部では前年同月比48.4%と4か月振りに減少し、2,317戸だった。
東京都の報道発表資料
http://www.metro.tokyo.jp/60oa6100.htm