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髙松建設が賃貸マンション初の長期優良住宅認定を取得

2014/8/29 10:00

髙松建設で初の認定取得
髙松建設株式会社(本社:大阪市淀川区 代表取締役社長:西出雅弘 以下、髙松建設)は、同社が兵庫県西宮市門戸荘にて建築した賃貸マンション「ブライトロード西宮」が「長期優良住宅」の認定を取得(2013年9月取得済み)したことを発表した。

2009年6月に施行された「長期優良住宅認定」は、長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた住宅の普及を促進することで、環境負荷の低減を図るとともに良質な住宅ストックを将来世代に継承することを目的としたもので、耐震性、省エネルギー性、維持管理・更新の容易性など、複数の性能項目において国が定めた基準を上回る住宅にのみ与えられる制度だ。

賃貸マンションが「長期優良住宅」の認定を取得することは珍しく、今回の「ブライトロード西宮」の認定取得は西宮市内の賃貸マンションのなかでは初であり、さらに髙松建設が設計・施工した賃貸マンションのなかでも初だ。入居者の関心も高く、動きの少ない入居時期(6月入居開始)にも関わらず竣工後即満室となっている状況だ。

通常の住宅よりも高い劣化対策、耐震性、省エネルギー性を実現。バリアフリー改修を見据えた設計も
「ブライトロード西宮」は、鉄筋コンクリート造り6階建ての構造で、総戸数は27戸、間取りは2LDK~3LDK、賃料は109,000円~162,000円となっている。

今回の認定取得ポイントは、劣化対策として水セメント比50%以下のコンクリートを使用するとともに、鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚を建築基準法より10mm厚く設定した点や、建築基準法の1.25倍の地震力にて設計を行い、高い耐震性を実現した点などだ。

他にも、バリアフリー性においては将来のバリアフリー改修を見据え、共用廊下の幅員を1200mm以上、エレベーターの開口を800mmに設定するなどの対応を実施。

さらに、全住戸に遮熱・断熱性の高いLow-E ガラスを採用するとともに、断熱材の厚さを通常の約1.6倍に設定するなど、省エネルギー対策等級「最高ランク 4」に該当する省エネルギー性も実現している。

外部リンク

髙松建設株式会社ホームページ
https://www.takamatsu-const.co.jp/

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