ソニー、不動産市場に本格参入
ソニー不動産は8月1日、銀座オフィスにて営業を開始した。ソニー不動産は、ソニーの100%子会社。ソニーが展開する新規事業の一つとして、今年の4月に5億4,500万円で設立された。今後は不動産売買仲介サービスや、賃貸管理を中心に営業を展開していく。
(画像は、ソニー不動産のホームページより)
顧客満足度No.1を目指す
ソニー不動産の特徴は、「公平性」、「合理性」、「専門性」の3点に特化したサービス。わかりやすくリーズナブルな上に、ユーザーニーズに柔軟に対応することで、不動産業界での顧客満足度No.1を目指す。「公平性」では、米国型の代理人(エージェント)制度を導入。物件の売却、購入いずれの場合でも、専門のエージェントが担当し、売主の「高く売りたい」ニーズ、買主の「安く買いたい」ニーズを満たす公平なサービスを提供する。
「合理性」では、手数料の算出基準を、これまで一般的だった成約価格に対する割合で算出せずに、実際にかかった仲介費用から算出することで、コストダウンを図った。
また、賃貸管理の手数料についても、家賃収入から算出するのではなく、あらかじめ一部屋当たりの基本手数料を設定し、戸数に応じて手数料を決める料金システムを採用する。
「専門性」では専門のエージェントが、マーケット分析を行い、物件相場の動きなどをわかりやすく解説。賃貸管理においても、単に部屋の管理だけでなく、建物管理、リフォーム、遊休不動産の活用、相続対策等、オーナーのニーズに応じたきめ細かなサービスを提供していく。
ソニー不動産株式会社のニュースリリース
http://sony-fudosan.co.jp/news/press/2014/0801.html