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東京カンテイ、「三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移」を発表

2014/7/17 21:00

三大都市圏の6月分譲マンション賃料は全体的に下落傾向
株式会社東京カンテイは「三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移」を発表した。これは、東京カンテイのデータベースに登録されている分譲マンションの月額募集賃料を行政単位に集計・算出し、平米単位に換算して表記したものだ。それによると、首都圏の6月分譲マンション賃料は前月比0.5%下落、前年同月比2.7%上昇の2,609円となった。

(画像はプレスリリースより)

都・県別では、東京都が前月比1.0%下落の3,046円で2ヶ月連続の下落、神奈川県が前月比1.0%下落の2,059万で2ヶ月連続の下落、埼玉県が前月比0.2%下落の1,601円で3ヶ月連続の下落、千葉県が前月比0.3%下落の1,549円で2ヶ月連続の下落。全体的に下落傾向が続く状況だが、東京都は8ヶ月連続で3,000円台を維持している。

近畿圏平均は前月比0.8%下落、前年同月比2.3%上昇の1,850円で、府・県別では大阪府が前月比0.1%増加の1,978円で3ヶ月連続の上昇、兵庫県は前月比2.2%減少の1,683円という状況だ。

中部圏平均は前月比1.6%減少の1,575円、愛知県は前月比1.5%減少の1,604円だ。なお、前年同月比では中部圏平均、愛知県ともに上昇する結果となった。

首都圏平均、近畿圏平均、中部圏平均すべてが前月から減少する結果となったが、首都圏は4ヶ月連続で2,600円台、近畿圏は2013年4月以降15ヶ月連続で1,800円台を維持している。

主要都市別6月分譲マンション賃料は千葉市、神戸市が大きく下落
主要都市別のデータも公表されており、首都圏主要都市の6月分譲マンション賃料は、東京23区が前月比0.7%下落の3,174円で2ヶ月連続の下落、横浜市が前月比0.3%下落の2,202円、さいたま市が3ヶ月ぶりに上昇し、前月比0.6%上昇の1,780円、千葉市が前月比3.6%下落の1,535円で2ヶ月連続の下落という状況だ。

近畿圏主要都市の大阪市は前月比0.3%下落の2,168円、5ヶ月連続で上昇した神戸市は下落に転じ、前月比2.2%減の1,840円となっている。中部圏主要都市の名古屋市は前月比0.4%減の1,728円で2ヶ月連続の減少となったが、5ヶ月連続で1,700円台を維持している。

今回発表された主要都市別分譲マンション賃料ではさいたま市のみが前月から上昇したが、前年同月比は2.7%の減少だ。なお、神戸市も前年同月比では下落(-2.2%)しており、残りの東京23区(+2.4%)、横浜市(+0.8%)、千葉市(+3.2%)、大阪市(+3.6%)、名古屋市(+3.7%)は前年同月では上昇した。

外部リンク

三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/T201406.pdf

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