国土交通省は6月17日、「建設総合統計（平成26年4月分）」を公表した。

同統計は、建築着工統計調査、建設工事受注動態統計調査を基に、建設工事の出来高を推計したもので、国内の建設活動を出来高ベースで把握することを目的とした加工統計。

4月の出来高総計は、3兆5,120億円であり、前年同月比6.6％増。うち民間総計は、2兆1,337億円で同4.7％増。公共総計は、1 兆3,783億円で同9.7％増となっている。

（画像は国交省「建設総合統計・平成26年4月分」より）

民間の出来高総計のうち、建築は、1兆7,974億円（前年同月比5.5％増）で、うち居住用が1兆1,899億円（同4.4％増）、非居住用が6,075億円（同7.7％）。土木は、3,364億円（ 同0.9％ ）。

公共の出来高総計のうち、建築は、2,581億円（前年同月比17.6増）で、うち居住用が508億円（同28.8％増）、非居住用が2,073億円（同15.2％増）。土木は、1兆1,202億円円（ 同8.0％ 増）。

地域別出来高は、関東1兆2,197億円（前年同月比4.7％増 ）、中部4,058億円（同6.7％増）、近畿4,424億円（同4.9％増）、九州・沖縄3,720億円（同6.8％増）など、北海道1,758億円（前年同月比9.8％減）を除き全地域で対前年比プラスとなっている。

国土交通省　「建設総合統計（平成26年4月分）」
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000459.html