1フロア約1,700坪は国内トップクラス
清水建設が設計・施工を進めてきた横浜市みなとみらい地区の大規模オフィスビル「横浜アイマークプレイス YOKOHAMA i-MARK PLACE」が、5月7日開業を果たした。「横浜アイマークプレイス」は清水設計が開発・運営を行った複合商業ビル「横浜ジャックモール(ウエスト棟)」の跡地を再開発したもの。開発費およそ300億円を投じ、地上14階建て、延床面積9万7,248平米の大規模オフィスビルに生まれ変わった。
1フロア約1,700坪のスペースは、国内最大クラスの広さを誇り、テナントニーズに応じたレイアウトにフレキシブルに対応する。
(画像はニュースリリースより)
エコで災害に強いビルとして地域貢献の役割も担う
319台収容できる大型駐車場を装備するほか、横浜市内の新たな移動手段として導入された超小型モビリティ「チョイモビ」4台と、横浜コミュニティサイクル「ベイバイク」7台の駐車・駐輪スペースも設けた。1階のみ店舗フロアーとなっており、飲食店、コンビニエンスストア、フィットネスクラブなどが入店する。
地域貢献としてエントランスホールには、横浜市の観光情報などがひと目でわかる、60インチの大型デジタルサイネージ3面も設置されている。
オフィススペースに入居する主要テナントはエバラ食品工業、富士通コミュニケーションサービス、NTTソフトウェア、PFU。
東日本大震災後、災害に強い施設と設備が求められるが、「横浜アイマークプレイス 」も環境に配慮した省エネ機能と、非常時の事業継続機能を兼ね備える。また、非常時の帰宅困難者対策として、1日に約7,000人が利用できる上水下水槽を確保している。
清水建設株式会社のニュースリリース
http://www.shimz.co.jp/news_release/2014/2014007.html