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東京カンテイ、三大都市圏・主要都市別の3月分譲マンション賃料を発表

2014/4/16 23:00

首都圏、近畿圏、中部圏平均は前月から上昇
株式会社東京カンテイは、「三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移」を発表した。これは、東京カンテイのデータベースに登録されている分譲マンション月額募集賃料を行政区単位に集計・算出し、平米単位に換算したものだ。

(画像はプレスリリースより)

三大都市圏の都道府県別データによると、首都圏における3月の分譲マンション賃料平均は、前月比1.5%増、前年同月比2.4%増の2,601円で2か月振りの上昇、2011年4月以来の2,600円台突破となった。

都・県別では、東京都が前月比1.5%増の3,077円で5か月連続の上昇、神奈川県が前月比1.1%増の2,083円で2か月連続の上昇、埼玉県が前月比1.6%増の1,638円で2か月連続の上昇、千葉県が前月比0.3%増の1,534円で5か月振りの上昇となる。

なお、東京都の3,077円は今回データが発表された2010年1月~2014年3月の期間における最高値となっている。また、千葉県のみが前年同月比で下落する結果となった。

近畿圏平均は、前月比0.2%増、前年同月比3.4%増の1,845円で4か月振りの上昇となった。府・県別では、大阪府が前月比0.7%減の1,965円で2か月振りの下落、兵庫県が前月比0.8%増の1,674円で2か月連続の上昇となった。

大阪府は今回発表された三大都市圏および都道府県の中では唯一前月比で下落となったが、前年同月比では4.2%の増加となっており、依然として高い水準での推移が続いている。

中部圏平均は、前月比0.3%増、前年同月比2.8%増の1,596円で5か月連続の上昇となった。愛知県も5か月連続で上昇し、前月比0.6%増の1,626円となっている。

東京、名古屋は5か月連続の上昇、大阪市は12か月振りに下落
三大都市圏の主要都市別データによると、首都圏の主要都市については、東京23区が前月比1.3%増の3,191円で5か月連続の上昇、横浜市が前月比1.1%増の2,198円で4か月連続の上昇、さいたま市が前月比1.4%増の1,809円で2か月振りの上昇、千葉市が前月比1.2%増の1,563円で2か月連続の上昇となった。

近畿圏の主要都市については、11か月連続で上昇していた大阪市が下落に転じ、前月比0.9%減の2,181円、神戸市は前月比0.5%増の1,836円で3か月連続の上昇となる。

中部圏の主要都市については、名古屋市が前月比1.0%増の1,737円で5か月連続の上昇、2010年1月~2014年3月の期間における最高値を更新する形となった。

外部リンク

三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/T201403.pdf

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