東京都台東区上野の「食料品 吉池」本店が新しく生まれ変わり、ショッピングビルとして4月26日、グランドオープンする。

「食料品 吉池」は1920年創業の老舗。事業主の吉池の委託により、三井不動産がデベロップメントマネージャーとして、ビル竣工までの開発計画の立案から、設計・施工管理、テナント誘致までをトータルに請け負った。

今般、本店の建て替えが完了し、テナント11店舗も決定したため、名称を「御徒町吉池本店ビル」と改めて、新たな歴史の一歩を踏み出す。

1階には「食料品 吉池」がリニューアルオープン。「ユニクロ」と「GU」が数フロアーにわたる展開を行うほか、7階には創業56年の手芸用品・ホビー材料専門店「ユザワヤ」が出店する。

グルメ店舗も充実。1925年（大正14年）創業の洋食「香味屋」のビストロ風店舗「Cochon d'Or 香味屋」を始め6店舗のレストランゾーンが8階に誕生する他、和食・寿司、洋食などバラエティ豊かなメニューが楽しめる「吉池食堂」がオープンする。

（画像はニュースリリースより）

「御徒町吉池本店ビル」は、観光客やショッピング客で賑わう上野・御徒町エリアのなかでも、特に人気の高い商店街アメヤ横丁に近接。JR線「御徒町」駅、都営大江戸線「上野御徒町」駅、東京メトロ銀座線「上野広小路」駅から至近の上野三丁目に位置する。

このエリアは、2017年にかけて大型商業施設やオフィス・ホテルの開発が進められており、将来性の高い商業・観光エリアとして高い集客力が期待される。

三井不動産は竣工後も「食料品　吉池」以外の店舗へのマスターリースおよび施設の運営管理を行う。今後は「御徒町吉池本店ビル」を上野・御徒町エリアの新たなランドマークとして、認知度を高めていく方針だ。

株式会社吉池、三井不動産株式会社のニュースリリース
http://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news