福岡リート投資法人は2月7日、佐賀県鳥栖市の物流施設「鳥栖ロジスティクスセンター」を新規取得すると発表した。取得価格は12億5,000万円で、取得予定日は3月28日。

「鳥栖ロジスティクスセンター」は流通業務団地「グリーン・ロジスティクス・パーク鳥栖」内に立地するため、24時間体制で操業が可能。平成20年竣工の築浅物件で、3面にドックシェルター式バースを27箇所備える。

（画像はプレスリリースより）

鳥栖は九州でも有数の、内陸流通拠点として評価の高いエリア。九州を縦横断する高速道路の結節点に位置し、鉄路では大型コンテナが搬入できる鳥栖貨物ターミナル駅を擁する。

九州新幹線の開通により、新鳥栖駅から博多駅までの所要時間も約13分と短縮された。空路では有明佐賀空港、福岡空港、長崎空港まで短時間でアクセスができるため、3つの空港を使い分けることが可能だ。

福岡リート投資法人は福岡・九州地域のデザイン性・エンターテイメント性に優れた商業施設や、Aクラスのオフィスビルに投資するJ-REIT。

今回は、商業・オフィスビル以外の収益性の高い物件であることに加え、リスク分散にも配慮して取得が決定された。

福岡リート投資法人のプレスリリース
http://www.fukuoka-reit.jp/reit_apps/150910.pdf