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新しい住宅「母の家2030 – 呼吸する屋根・環境シェルターによるシェア型居住スタイル」を提案、芝浦工業大学

2014/1/24 20:00

「母の家2030」を提案
芝浦工業大学ZEHプロジェクトは、これからの新しい住宅プランとして「母の家2030 – 呼吸する屋根・環境シェルターによるシェア型居住スタイル」を提案した。

なお、ZEHプロジェクトとは
経済産業省資源エネルギー庁の「平成25年度 住宅・ビルの革新的省エネ技術導入促進事業」の一環として行われる「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(=ZEH)」の標準化に係る調査・実証事業」に採択されて実施するもののことだ。

「母の家2030」は、学生の母親世代の多くが高齢となる2030年の住環境について考え、作られた家だ。今回、クロス・ラミネイティド・ティンバー(CLT)という材料を用いた工法によって、実際にモデルハウスが建築されることが決定した。このモデルハウスは、1月29日(水)~31日(金)まで国際的な省エネルギーに関するイベント「ENEX2014」で展示される。

(画像はプレスリリースより)

「呼吸する屋根」と「環境シェルター」
建築のポイントとしては「呼吸する屋根」と、3つの「環境シェルター」だ。「呼吸する屋根」は、屋根に設置されたパネルと通気層によって、太陽熱集熱や太陽光発電、昼光、温度差による空気の流れなどを積極的に利用してエネルギーを生み出す。

市松状の開口によって家の中に陽の光を取り込み、暖かさを蓄える。夏は太陽の熱で湿気を取ることができ、冬は室内の熱を逃さずに、新鮮な空気だけを取り入れることが可能だ。

「環境シェルター」は、寝室や台所・水回りなどを必要最小限にユニット化する。これを共用スペースがつなぐことによって、台所・水回りのシェルターもシェアできる。それぞれのシェルターには、十分な耐震性に加えて、高気密・高断熱の材料であるCLTを採用しているため、災害時でも安全に過ごすことができる。

外部リンク

芝浦工業大学ZEHプロジェクト
http://www.kk.shibaura-it.ac.jp

@Press プレスリリース
http://www.atpress.ne.jp/view/42442

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