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「首都圏の新築戸建・中古マンション価格」市場動向について発表

2013/7/2 10:00

首都圏の新築戸建・中古マンションの価格
アットホーム株式会社は、同社の全国不動産情報ネットワークにおいて2013年5月期の首都圏の新築戸建・中古マンションの登録価格と成約価格についての市場動向を発表した。

首都圏の新築戸建登録価格の平均は1戸あたり3,253万円で、前年の同月に比べると3.5%上昇して3か月連続のプラスとなった。また前月と比べた場合には0.6%上昇しており3か月連続のプラスであった。また成約価格としては1戸あたり3,241万円であり、前年の同月に比べると2.2%上昇して、3か月連続のプラスであった。

これは東京23区と、東京都下、そして神奈川県で4,000万円以上の物件の成約が好調だったということである。その中でも特に東京23区は4か月連続で上昇している。4,000万円以上の物件の割合としては約2ぶりに6割を超える結果となった。

(株式会社アットホーム ニュースリリースより)
高額物件の購入が増加
また千葉県では、前月とは反対に2,000万円未満の低額物件の割合が18.6%と大幅に低下しており、価格が4か月ぶりに上昇したため、平均価格としては2年ぶりに全エリアで上昇するという結果となった。また首都圏平均は前月に比べると2か月連続上昇しており、また成約価格としては3か月連続で登録価格の平均を下回る結果となった。

首都圏の中古マンション登録価格の平均としては1戸あたり2,031万円で、前年の同月に比べると下落しており15か月連続のマイナスとなった。また前月に比べると3.1%下落しており2か月連続のマイナスであった。

成約価格としては1戸あたり2,174万円で、前年の同月に比べると0.7%上昇しており、2か月連続のプラスであった。この理由としては10か月ぶりに上昇に転じた神奈川県が再び下落しているのだが、東京23区の内港区と、千代田区など価格の高いエリアの成約事例が増加しており、3,000万円以上の物件の割合が3割を超えた結果大幅上昇となったことである。

また3か月ぶりにプラスとなっており、登録価格もプラスに転じている。なお、1平米あたり成約価格としては前年の同月に比べると0.2%上昇しており、14か月ぶりにプラスであった。

外部リンク

株式会社アットホーム「首都圏の新築戸建・中古マンション価格」
http://athome-inc.jp/pdf/market/13062801.pdf

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