不動産投資ニュース

アパート(不動産)経営

国交省、「緑のカーテン」に取り組む地方公共団体は前年比1.6倍、全国的な広がりへ

2013/5/3 10:00

平成24年度「緑のカーテン」の取り組み状況調査結果公表
国土交通省は、都市緑化推進の一環として、建物内の温度を低く保ち、都市の省電力化に効果を発揮する「緑のカーテン」の取り組みの普及啓発に努めており、昨年度に引き続き、平成24年度の「緑のカーテン」に関する取り組みを、全国の地方公共団体(公園部局)へのアンケート調査により実施しその結果を公表した。

*画像は添付資料「全国における『緑のカーテン』取組み状況について」より
室内のみならず都市の気温低減にも寄与
「緑のカーテン」とは、アサガオやゴーヤ、ヘチマのようなツルが何かに巻きついて伸びる種類の植物(ツル性植物)を建築物の壁面を覆うように育てて、緑化を行うもの。

条件により異なるが、日射を遮り室内の温度を2℃程度低減し、都市の省電力化に資するほか、風通しがよく目隠しともなるため、窓を開けて室内の快適性を向上させることも期待でき、また、植物に含まれる水分が蒸発することにより、日射による熱を吸収するため、室内のみならず都市の気温低減にも寄与し、都市におけるヒートアイランド現象の緩和による省電力効果も期待できるという。

調査結果によると、平成24年度において、「緑のカーテン」へ取り組む地方公共団体の数は369団体で、昨年度の231団体と比べて約1.6倍に増加し、大都市に限らず、全国的な広がりを見せていることが確認された。 取り組み内容としては、公共施設への設置が最も多く(355団体)、続いて広報(260団体)、資材等支援(233団体)、イベントの開催(208団体)等が実施され、昨年度の調査結果と比較すると、広報の割合が増加し、イベントの開催の割合が減少しているとしている。

外部リンク

国土交通省「全国における『緑のカーテン』取組み状況について」
http://www.mlit.go.jp/common/000996286.pdf

最新ニュース

関連ニュース

コメント

国交省、平成28年の公示地価を発表 のページです。はじめての不動産投資に役立つ情報をご提供!不動産投資のすすめと不動産投資ニュースをご紹介させて頂いております。
各種法改正や投資のノウハウ、不動産投資市場の動向など最新情報を配信していくので、ぜひご活用ください。